2024年9月23日月曜日

「清々しい」を キヨキヨシイ と読む人は「興味津津」を キョウミツツ と読むかもしれない





漢字の読み違えは恥ずかしい。なかでも会議などで人の前での間違いは目も当てられず、恥の記憶として、長い間当人の頭に残る。

ここでは有名人の漢字の読み違えについて触れてみることにしよう。

まずはテレビCMでおなじみのサッカー本田選手である。この人については聞いた時思わず笑ってしまったのだが、なんと、清々しいをキヨキヨしいと読んだのだ。

でもこの「清」と言う文字は清らかという熟語もあって、読み違えが起こりやすい字なので,本田さんだけを笑えない。

では次の四つはどうだろう。きよきよしいと同じような間違いを起こすだろうか。


         正       誤

興味深々 きょうみしんしん ⇒きょうみつつ

順風満帆 じゅんぷうまんぱん⇒じゅんぷうまんぽ

上意下達 じょういかたつ ⇒じょういげたつ

悪口雑言 あっこうぞうげん ⇒わるくちざつげん

 

麻生太郎さんも漢字読み違えの常連

また漢字の読めない政治家として有名な麻生太郎氏だが、なんとネットには「麻生太郎さん漢字読み違え発言集」というのが、ご丁寧にも表になって載っているが、

下でその一部をご紹介しよう。

 

         正                麻生氏

低迷   テイメイ         テイマイ

物見遊山 モノミユサン    モノミユウサン

頻繁   ヒンパン        ハンザツ

踏襲   トウシュウ      フシュウ



読み違えはユーモラス

それほど難しくもない漢字を読み違えた人を「なんと無知な!」「こんな字も知らない人が、よくも!」などと、なじりたくなる気持ちも分かりますが

でもちょっと時間を置くと、こうした読み違えがなんとなくユーモラスに感じるのではないでしょうか。

それとともに読み違えした人に対しても親しみがわいてくるような気がするのは不思議です。

 

 


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