2012年8月20日月曜日

いつまで出てくるのか、太平洋戦争の新事実 ・ 戦後67年もたった今になって、どうして?



またぞろ出てきた、文芸春秋9月最新号に見る戦時下の”知られざる事実”


電車の中吊り広告に月刊誌文芸春秋の広告が出ていた。普段だと見過ごしてしまうことが多いのだが、大見出しで紹介されているその特集記事がなんとなく気になった。


どうやら8月10日発売の9月号の目玉記事の紹介らしく、それは新たに出てきた太平洋戦争の新事実に関する記事のようだ。


しかし毎年8月になると必ずといっていいほど、このように”知られざる事実”と銘打った形でこの種の記事が雑誌やテレビ、あるいは新聞などで発表されるのはなぜだろう。


もう67年という半世紀をはるかに越える年月がたっているというのに、なぜこのような新事実が出てくるのであろうか。


まさかこれまで出し惜しみしていて、毎年終戦記念日のある8月に一回ずつ小出ししてきているのであろうか。


ひょっとして売り上げ芳しくない夏場の販売戦略の一つとしてのこじつけの企画ではないのだろうか。


当時の戦争体験者も極めて少なくなってきている今、こうした事実を知らされても、もはやそれを検証する術もないではないか。

そろそろこの辺で戦争の新事実の発表は終わりにしてほしい。


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太平洋戦争 語られざる証言(1)

南京入城「大虐殺」はなかったけれど

文島田 寅雄 (陸軍上等兵・大正三年生)



太平洋戦争 語られざる証言(2)

戦艦大和の最期 上官は切腹して果てた

文八杉 康夫 (上等水兵・昭和二年生)



上記は2題は文芸春秋9月最新号 特集記事のタイトル





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