2011年3月13日日曜日

五つもの恐ろしい災害が同時に起きた・今回の「東北地方太平洋沖地震」

3/11 「東北地方太平洋沖地震」犠牲者追悼ブログ

犠牲者の皆様のご冥福を心よりお祈り致します

わが国ではこのところ地震をはじめ火山爆発など恐ろしい自然災害が続発している。

しかも今回は観測史上初めてというマグネチュード8.8という巨大地震が起ってしまったのである。

しかも地震だけに留まらず、それに付随する災害として最も恐れられている「大津波」を伴って二つの大きな災害が肩を並べて東北太平洋海岸地域を襲ったのである。

それだけではない。

今回の大きな災害を受けた都市のひとつである宮城県気仙沼市では津波で流失した油に火がついて市内全域を包み込む大火災を起こしたのである。

だがまだこれだけでは終わらない。

それは決して起ってはならないことと人々が最も恐れていた人工的な災害である原子力発電所「放射能漏れ」がついに起ってしまったのである。

それ故にやっと震災から免れたかに見えた住民さえも居住地からの避難を余儀なくされたのである。

加えるに一部の被災地では土砂崩れも起り、それによる多数の死者も出しているようで、今回の震災は実に人が恐れる災害の内5つもを同時に起こしているのである。

しかもそれら地震、津波、火事などは過去に例を見ないほどの大規模なもので、これらの大きな災害が重なったが故に驚くほど多くの死者、負傷者を出したのである。

およそ人が最も恐れる災害とは下に並べた10種類ぐらいではないかと思うのだが、なんと今回はその半数の5つもの災害がまとめて襲ってきたのである。

これは日本の災害史上例を見ないことなのではないだろうか。

人が恐れる災害や事故とは  (太字は今回地震に伴って起ったもの)

地震 ・津波 ・放射能漏れ ・火山爆発

土砂崩れ(土石流) ・火事 ・台風と水害

・ 飛行機事故 ・列車事故 ・船舶の沈没

今回はたまたま東北地方中心にこの大災害が起ったのだが地震大国でしかも四方を海に囲まれている日本では今回のような大災害はどこで起っても不思議ではないのである。

平成7年に私の住む兵庫県で起った「阪神大地震」に比べ死者の数こそあの時ほどではないが、「マグネチュード」の大きさををはじめ災害地域の範囲の広さにおいては今回の方が上まわっており、まさに明治以来最大の自然災害と言っても過言ではないのではなかろうか。

どうかこれ以上の2次災害が起らないようにと願いつつ、犠牲者の方々のご冥福を心からお祈りするばかりである。

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