2010年12月14日火曜日

「発音」も聞けますよ!・ネットの英語辞典

まだ20代半ばの若い頃、私はある英単語の発音を間違えて職場で大恥じをかいたことがある。

それは血液「blood」ブラッドのことをブルードと発音してしまったのであった。

「それ『ブラッド』でしょう」と職場の後輩から指摘されたときは恥ずかしくてその場に居た堪れないほどの思いで、まさに「穴があったら入りたい」心境であった。

その後輩は海外在住の経験(その後私も経験したが)のある社内でも屈指の英会話に堪能な男であったのだ。

そうは言っても当時の私より3年ぐらいも後輩の者にさして難しくもない単語の発音ミスを指摘されたことは私にとっては屈辱以外のなにものでもなかった。

それ以来私は過度と思えるほど英単語の発音には神経質になった。

辞書を引いた時も意味だけを調べるだけでなく、それまでは怠っていた「発音記号」も必ずチェックするようになっていた。

その後「電子辞書」というものが出回ってきたのだが、私はそれが発売されるや否や、ネイティブの発音が音声で流されるものを「これはいいものだ!」とすぐさま購入したのである。

「セイコー」から発売されたもので、今も故障もせず手元にある。

でもこのところ英会話を使うこともなくなったきたので今ではそれはほとんど使っていない。

そのかわりにパソコンでは意味やスペルを調べる為「ネットの英単語検索」はしょっちゅう使っている。

そのほとんどは「google」で用は足せがる、突っ込んで調べるときは「英辞郎」などの辞書を利用している。

だが最近の利用法は意味については幅広く調べるのだが、発音には気がまわらず発音記号などはまったく無視している。

だがある日ヤフーの「英語辞書サイト」を見ていると、2種類の英語辞書が出ていて、その中のひとつ「新グローバル英和辞典」というのがあり、その検索項目の中に「この単語の発音を聞く」という「検索バー」があるのである。

これまでどのネット辞書ででもそうしたものは見たことがなかったので、私は「あれっ」と一瞬目を疑ったのだがとりあえず単語を一つ選んでその「発音検索バー」を押してみた。

すると即座に画面左に「ウインドウズメディアプレイアー」の細い映像画面が現れたと思うと「男性ネイティブ」の声によるその単語の発音が流れてきたではないか。

もう随分長い間ネットの英語辞書には慣れ親しんできていたのだが、この機能は知らなかった。
発音をチェックしない習慣がついてしまっていて、うっかり見落としていたのであろうか。

それともこれは最近開発されたばかりなのだろうか。

いずれにしてもパソコンを使う英語学習者にとっては非常にいいことであって邪魔になるはずがない。

とにかく英会話で恥をかかないためには発音は大切だ。

その後いろいろと調べて分かったのだが、今では大半のネット英語辞典で音声も聞けるようになっているようである。

念のため私が最初に見た「音声付英語辞典のサイト名」をもう一度書いておく。

それはヤフー英語辞書サイトの中の「新グローバル英和辞典」である。

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