2012年9月26日水曜日

スピード感のない仕事がなぜ悪いのか? ・ それにはちゃんと理由がある



野田首相もテレビでよく言ってますね。


「この問題についてはスピード感をもって処理していきます」などと。


”スピード感” これは物事を処理するに当たって、今もっとも求められている大切な要素ではないでしょうか。


なぜかといえば、ネット全盛時代だからです。つまり選択肢が容易に見つかるからです。


言い換えればすぐ他のものと取り替えられるからです。


仮にA社に見積もりを出すように依頼したとして、A社の対応が遅いと、客は苦情を言う前にメールですぐ代わりのB社に同じ依頼をし、B社の対応が早ければA社の回答を待たずB社に発注してしまいます。


それほど今人々はスピード感を大事にしているのです。これは理屈では分かりません。


あえて言えば、インターネット検索とか、メールとかの瞬時に物事を解決してくれる手段ができたからでしょう。


ですから今の時代にダラダラと余分なことを考えて対応が遅れると、相手は自信がないのだ、と判断してすぐ見切ってしまうのです。


つまり、自信がない → 結論がなかなか出せない → やっと出した結論も欠陥だらけ。


スピード感のない仕事は結局こういう結果に終わると、多くの人が思うようになってきているのです。

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