2011年11月12日土曜日

撤去しても、撤去しても! ・ 放置自転車はなぜ減らないのか

いつも目にする光景だが、放置自転車を回収するトラックの荷台はいつもあふれんばかり車輪の山だ。

よくもまあ、いつもこれだけ回収する自転車が出てくるものだ。

撤去しても撤去しても、一向に減ることはなく、次々と新たな放置自転車が湧き出てくる。

次々と、まるでどこかから湧き出てくるように。

尽きることなく出てくるこれら多くの自転車は、いったいこれまでどこで眠っていたのだろうか。

そしてまた歩道の駐輪禁止区域に現れて、放置自転車として回収されるのを待っているのだ。

いったいいつになったらこの不法駐輪・強制撤去という構図で繰り広げられている"いたちごっこ"とも思えるおろかな行為は終わるのだろうか。

駐輪場が少ないのも放置自転車を増加させる大きな要因になっているという。

したがっていくら取り締まっても、その元の要因を取り除かない限り、何の効果も生み出さないのは当然かもしれない。

それに、決められた駐輪場を利用している人に不公平感を抱かせたら駄目だ。もしそうだと、こうした人たちが再び放置組に戻ってくる。

その証拠に駐輪場は作ったが、そこはがら空きで、不法自転車は一向に減らないというケースが全国には山ほどある。

これこそ不公平感のなせる業ではないのか。

では、そうさせないためにはどうするか。

短い間隔で、抜き打ちで自転車を回収する。

どこの地域も決められた曜日に自転車を回収しているようだが、回収に引っかかるのは、放置になれていない、そんな回収の習慣を知らない人ばかりなのだろう。

それゆえに、「何で今日に限って回収されるのだろう」という不公平感が残るのだ。

これでは駄目だ。放置自転車が減るまでは曜日をずらすなどして、徹底的にやることだ。

場合によっては1日に2回とか、帰宅時間前を狙って回収するとか、そう言うフェイント攻撃をどんどんかけるべきだ。

ちなみにわが町姫路市では、本年11月1日から即日撤去になっている。

とにかくいい加減に、こうしたくだらない”いたちごっこ”には終止符を打たねばならない。

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